2013年5月14日火曜日

端末機器はお荷物か?

 本日9時台の株式相場では、ガンホーが売買金額で全市場トップに立ち、それにつられる形で、新興市場のソーシャルゲーム関連株も軒並み高値を付けていきました。
(その後は。安倍総理の東京電力に関するコメントで、東京電力が売買代金全市場トップにいます。)

遂に時価総額で任天堂をも抜き去ったそうですが、ゲーム業界をゲーム化した「ゲーム発展途上国」の場合だと、保有台数の多い端末機器(家庭用ゲーム機)で売り出した作品ほど売れるという原則が有りますが、今や端末機器を売らなくても、既に情報機器端末が行き渡っている状況に有りますから、必然的にスマートフォン向けのソーシャルゲーム作品がトップシェアを握るという状況になって来ているのだろう。

となると、端末機器を持っている会社は厳しいですね。
元々、ハードを安く売ってソフトで儲ける事業モデルだけど、イーブックの先駆例を見ると、作品抱き合わせで端末機器はタダ同然で販売するような形になっていく可能性も有るのかな?

まあ、スマートフォンのゲームは、アニメに例えるところの一枚絵のピクチャードラマみたいなものであり、ゲームとしてはむしろ退化しているの様に思えるのだけど、ゲームが映画になる必要は無かったように、高クオリティー化(ハイビジョン化のような進化)だけがゲームの発展形では無かったという事ですね。

昨日、決算発表した東映アニメーションが、次期業績予想の中で、ソーシャルゲーム市場の減速を見込んで、かなり保守的な数値を出してきました。

競争過多によって一過性のブームに終わるのか?
それとも、競争がより良いゲームを育んでいく事になるのか?
株価同様、目が離せませんね。




0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントは管理人が承認出来る内容のみ掲載致します。
(個別の削除理由はお答え出来ません)