ロイターのアンケートページで行われていた企画が面白かったので、それぞれの項目について考察してみようと思います。
ロイター(http://jp.reuters.com/news/globalcoverage/yearend)
テーマ:今年本当に起こりそうなニュースは、次のうちどれだと思いますか。
(◇起こりそう、◆起こらなそう)
◆消費増税凍結
大型補正予算を組んで政府の本気を見せつけてますから、意地でも消費増税を貫徹させるような気がしています。
ただ、消費増税が来年4月ですから、来年度予算案を決める時期にならないと判断は出せないでしょう。
◇株がリーマンショック前の1万2000円台に
このところ一カ月千円のペースで上げてきていますから調整はあるにせよ、3月末までは株高傾向が続くだろうから難しくはないんじゃないかな。
◇円安進行、ドルが100円超える
リーマンショック前は1ドル100円台だったのだから、戻ったとしても不思議はないでしょうね。
ただ、連れて燃料価格も上がるから、スタグフレーション(景気低迷時の物価上昇)を招く危険性も有るんじゃないかな。
◇日本がTPP交渉不参加を表明
参院選を控えているから、有り得なくはないですね。
というより、国内の意見集約に手間取っている間に物事が決まっていって、蹴らざるを得なくなるんじゃないかとも思う。
まあ、FTAもあり、自民党はそちらを重視しているとかニュース解説で聞いたことが有る。
◇2020年夏季五輪、東京開催が決定
棚から牡丹餅的に開催決定出来れば良いでしょうけど、東京が国際都市と認知されていないと厳しいかなとも思う。
招致を決定してから国際化を目指すのは順序が逆なんだろうな。
まあ、希望的観測として『起こりそう』としておきます。
◆ユーロ圏から初の離脱国
『きっかけ』が『現象』となる怖さは身に染みてるでしょうから、連鎖反応を起こすようなことは阻止するでしょう。
◆リーマンショックを超える金融危機発生
以前ブログでも書きましたが、去年が震災翌年という事で、阪神大震災が起きた翌年とおきた事象が似ており、さらにその翌年となると韓国発の金融危機が起きているのです。
ですから、リーマンショック越えは無いでしょうけど、経済危機的な物は有るのかもしれない。
◆大飯原発運転停止、再び「原発ゼロ」に
大飯原発の断層が活断層だと断言出来れば即時停止で原発ゼロになるのでしょうけど、専門家にとっても断定する事は難しい様ですね。
◆中国が一人っ子政策廃止
まだ自称発展途上国ですから、そこまでの国力は無いのでしょう。
◆地球外生命体が発見される
いきなり非現実的な選択肢。
それでも、火星で水の存在が確認された様だから、そこから微生物の化石が発見されれば、地球外生命体の痕跡という事にはなるのでしょう。
◇WBCで日本が3連覇
メジャーリーグ側が本気で大会に挑めば、簡単に吹き飛んでしまうとは思いますが、アメリカ側とすれば興行的に成功であれば良いという事でしょう。
◆日銀法が改正
日銀総裁が任期満了で交代して、それでも駄目ならという話だと思うので、一足飛びに改正案までは提案しないと思う。
◆NTTドコモが「iPhone」発売
「条件が合えば…」と言っていますが、合意する事は無さそうですね。
◆携帯各社が「ガラケー」生産終了
市場の縮小と共にゆくゆくは統合されるとはいえども、電話機としてみた場合にスマホは使いにくいですから、ニッチな商品として生き残っていくのでしょう。
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