2014年2月23日日曜日

『劇場版モーレツ宇宙海賊』所感

△画像:劇場版サイト公式イラスト

『劇場版モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)』の公開初日という事で、舞台挨拶にも参加してきました。
何でも、東京での舞台挨拶を終え、そのまま名古屋での舞台挨拶に参加していたファンの方も見えたという事で、凄いのやら呆れるのやらですが、本編上映中で移動しているの演者の方を追っ掛けようとする発想そのもの自体が無かったわ。

佐藤竜雄監督の来名は1998年8月8日公開の劇場版『機動戦艦ナデシコ The prince of darkness』以来、15年半ぶりとの事。
まだ、TOHO(旧:ヴァージン)シネマズ名古屋すら出来ていないんですよね。

ベテラン監督さんが手掛けられているだけあって、OVA用のシナリオを劇場版向けに作り直したので演出が間延びするんじゃないかと思いきや、そんなことは微塵も無くアニメシリーズ同様小気味良いテンポで進行していきました。

『運命』という言葉で片付けられがちな身の上からくる宿命を、親から託されたものとして描いている辺りは物語に説得力を持たせていると思う。
無限博士が亜空の深淵を見て、あそこまで準備を万全にしていたのなら、なぜ博士は深淵から戻って来られなかったのかは疑問ですけど、それを言い出すと物語自体が成立しなくなるのかも?

小松未可子さんが歌う挿入歌もシーンとマッチして良かっただけに、最後のエンディングテーマ曲は能天気過ぎて浮いていた印象。
しょこたん自体は嫌いじゃないけど、捻じ込み感有り過ぎでしょう、あれは。
まあ、本編中に大人の事情が垣間見えなかっただけでも良しとしましょう。
(上映直前にパチンコ化の特報が有るのも、アニメファンとしては微妙だけど)

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