2013年3月12日火曜日

『シムシティ』ファーストインプレッション

 発売当初からのゴタゴタで、叩かれまくっている新作『シムシティ』ですが、私なりにレビューしてみたいと思います。

<オンライン機能>
叩かれる原因となったオンライン必須ですが、事前の膨大なアップデートはともかくとして、シングルプレイ中にサーバーが通信エラーを吐いていても、プレイ続行には何の支障も無い。
ということは、常時オンライン接続で有る必要も無いという事になる。

ただし、エラーを吐きだされている内は、止めるに止められず、サーバーが復帰するかも分からないのは、多大なストレスを与える。

セーブデータが消えるというのは、クラウドの考え方からいって、有り得ないと思う。

<マップの広さ>
1都市の狭さも批判対象ですが、今までが国家かと思うほど広かったから、大半が陸地で占められているマップならば、そこまで狭過ぎる訳でもない。
平面な都市では直ぐに埋まってしまうから、いかに立体的な都市にするかがこのゲームの胆なのでしょう。

まあ、マップに対して、施設群が多すぎる印象は否めない。
で、施設群を減らしたくはないから、マップを広げる方向に話が向かいやすいのだろう。

<操作性>
誤って施設を破壊してしまう事も無く、ゲーム内での操作性はかなり良いと思う。
このゲームの発売に合わせて、パソコンの主要構成を変更しているとはいえ、発売当時のマシンスペックで軽々と動いているのは感動的。

<難易度>
重要施設に耐用年数(経年劣化)の概念が無いなど、ゲームシステムの簡略化が行われており、財政運営を軌道に乗せるのは、かなり楽になった。

が、収支が黒字の状態で時間を早送りすれば、資金難も自然に解消してしまうので、眺めている時間の方が長くなっているような気がする。
『A列車でいこう』と同じように、都市の発展を見守るゲームになったのかも知れない。

それと、コマンドの説明不足なのか、プレイヤーの読解力の無さなのかは分かりませんが、かなり勘違いを起こしやすいので、試行錯誤をして施設の用途を把握しなければいけない。

<中毒性>
ゲームファイル更新やサーバーの不具合で待たされるなどゲーム以外の部分での時間拘束が酷く手軽にはプレイ出来ませんが、一度始めれば寝食を忘れて没頭してしまう中毒性は健在。



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