資金支援を受けているからと言って、決して楽観視してはいけないという一例。
不景気.comより抜粋
http://www.fukeiki.com/2012/02/elpida-reorganization.html
エルピーダメモリが会社更生法を申請、負債4480億円
2012年2月27日 18:27 | 国内倒産 | DRAM, Elpida, 上場廃止, 倒産, 半導体
東証1部上場で半導体メモリーのDRAM専業メーカー「エルピーダメモリ」は、2月27日付で東京地方裁判所へ会社更生法の適用を申請したと発表しました。
1999年に「NEC」と「日立製作所」のDRAM部門が統合し設立された同社は、2003年に「三菱電機」からDRAM事業を譲受し事業を拡大すると、その翌年には東証1部へ上場を果たすなど、世界第3位のDRAMメーカーとして事業を展開していました。
しかし、景気低迷による受注の減少や海外メーカーとの競争激化で業績が悪化すると、2009年には産業活力再生法の認定を受け経営再建を目指したものの、さらなる半導体市況の悪化や円高による利益の低下に加え、東日本大震災やタイの洪水によるDRAM需要の落ち込みなどから、遂に資金繰りが行き詰まり今回の措置に至ったようです。
2011年3月期末時点の負債総額は約4480億円で、同社株式は2月27日から3月27日まで整理銘柄に指定された後、3月28日付で上場廃止となります。
2012年2月28日火曜日
2012年2月25日土曜日
AIJ
世界を巡るお金の総量は変わらないというが、巻き上げられたお金は何処に集まったのだろう。
サブプライム問題がリーマンショックを引き起こした時は、金融工学という名の錬金術だったから、そもそも実体の無い(存在しない)お金だったのかも知れないが…。
��CASTニュースより抜粋
http://www.j-cast.com/2012/02/24123306.html
AIJ投資顧問に1か月の業務停止命令 金融庁
2012/2/24 15:07
金融庁は2012年2月24日、企業年金から運用受託していた資産の大部分が消失していたとされるAIJ投資顧問に対して1カ月の業務停止命令を出した。
AIJ投資顧問は独立系の投資顧問会社で、中小企業などの企業年金から受託していた約2000億円の大部分が消失していることが、証券取引等監視委員会の検査でわかった。AIJが長期にわたり高い運用収益を上げているとの虚偽の情報を顧客に伝え、実態を隠していた疑いがある。
自見庄三郎金融相は閣議後の記者会見で、「このような事態に至ったことは誠に遺憾。事実関係の解明を待つ必要があるが、監督当局としても早急に投資一任業者に対する一斉調査を実施することとしたい」との考えを示した。
対象となる投資一任業者は263社にのぼる。
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